初めてお前に出会ったのは高校生の時。。 入学して同じクラスだったけど、その時はまだお前の事を何の感情も思っていなかった。 そしてしばらくして席替えをし、お前の隣の席になって、段々お前と喋るようになった。 俺が芸能人やアニメなどのモノマネや俺の話しをあの優しい笑顔で楽しそうに笑ってくれた。 あと色々と話しも合うし、好きなTV、映画、芸能人、歌手、音楽などの趣味も合うし、一気に俺はお前にひかれていった。 そして俺がお前に告白し付き合う事になった。 それから毎日の様にお前と遊びに行ったり、ご飯を食べたり、買い物に行ったり、ふざけたり、笑ったりした。 この時まだ高1のガキだけど俺はお前を本気で愛していた。,,,そしてお前と付き合い初めて2年が経った。 このちょうど付き合い初めて2年目の日にお前と二人っきりで日帰りだけど、レンタカー借りて俺の運転でドライブして遊園地行ってあの時はマジで楽しかった!! でその帰り道に俺はこの先ずっとお前の側に居られると思った。 【,,,けど今日を最後にお前と遊ぶこと、会う事、などが無くなるとは夢にも思わなかった】 そしてお前をいつものように家の前まで送り、俺はそのまま親友の裕也の家に遊びに行く。 そして今日お前と遊んだ事を笑顔で裕也に話す。 すると裕也はいつもなら笑って聞いてくれるはずなのだが、なんか今日は反応がそっけなかった。。 俺は裕也の気が乗らなかったのかなと思った。 しばらく遊び家に帰る。。。 そして次の朝いつものように学校へ。 しかしその日学校にお前の姿はなかった。 俺は心配になりお前に電話をする。 そしてお前が電話を取り、すぐにお前から半分泣き声で「サイテー」の一言の後すぐ電話を切られた。。。 俺はまたすぐ電話をかけ直すが、電話に出てくれない。。 次にメールを送った。 ・・・しかし返事は返ってこない。 俺はこの瞬間に物凄い絶望を感じた。。 だって俺はお前に嫌がる事や泣かすような事などをした覚えはなく、何が何だかさっぱりわからなかった。。。。 俺は何があったのか知りたかった。 俺が今できる事はお前にひたすら電話するしかなかった。 ・・・だけどお前は電話を取ってくれる事はなかった。 ・・・そして一週間が過ぎた まだお前は学校に来ない 俺が居るからかなのか,,, そしてその日の放課後もう一人の親友の高志から真実を聞いた。 その真実は、あの日お前と遊び終わって俺が裕也の家に行って帰ったあと、裕也がお前に俺が裏でいつもお前の悪口や愚痴などをこぼしていたなどの嘘をお前に話したというもの。 高志が裕也から聞いて、この話しを強く口止めされていたみたいだったけど高志は俺の事を見てたら黙っていらなかったらしく、俺に話してくれた この話しを聞いて裕也に今まで感じた事のない強い怒りと裏切を感じた。 そして次の日お前が学校に来た。 しかしお前は俺を見ると避けるように走る。,, この時俺はお前に話しかける事ができなかった,, 俺はお前に真実を話したくてしょうがなかったのに,,,, その日の放課後に裕也と一緒に帰る事になった。 俺は怒りを抑えていた 俺は口を一切開かなかったすると裕也が「あいつの事だろう気にすんなよ俺が相談に乗ってやるって」と話しかけてきた。 この瞬間俺が抑えていた怒りが一気に溢れだし、我を忘れ裕也に手を出す。 無我夢中で裕也に手を挙げていると,, そこに警察がきて「何してんだ!!」と取り押さえられた。 この瞬間目が覚め気付くと目の前には傷だらけの裕也の姿があった,,, そして俺はパトカーに乗せられた,,, そして警察署の留置所に入れられそこで一人でずっと泣いていた。 お前と遊んだ思いで、笑った、ふざけた等の思い出などを思いだしながら。,,,, 次の日俺は鑑別に連れてかれ、ここに2週間くらい居る事になる。 そして二週間後に鑑別をあとにし、俺は学校から退学処分をうけた しかし今の俺には退学処分なんかどうでもよく、とにかくお前に会いたい、話したいの気持ちでいっぱいだった そしてお前にやっぱり真実を伝えたくて電話をする。 でも案の上電話に出てはくれない。 でも俺は諦める事などできず、また電話をする,, すると電話に出てくれた しかし、お前は無言。 でも俺はこの時すべてを話した。 裕也の言った事は全て誤解だと言うこと、お前と遊びたい、会いたい、直接話したい、そして最後にお前と仲直りして、やり直したいという事を話した。 俺が話している間も無言だったお前が最後に小さな声でこう一言口を開いた「私も毎日遊んで楽しかったし、会いたいし、話したいけど、でも私はあなたとやり直す事はできない,,,」と。 この後5分くらいの沈黙が続く、その間受話器の向こうがわから泣く声が聞こえる、そして俺が「わかった!!ありがとうお前と遊べて超楽しかったよ、学校卒業したら、いい男を見つけて幸せになるんだぞ!!」と言って俺から電話を切った。 これがお前と交わす最後の言葉となった。 2年という短い間の付き合いだったけど、俺は本当に本当にお前を愛していた。 俺はお前に出会えて良かった。 沢山の楽しい思い出をありがとう,,,,
―完―
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