400万人が待ってるよ♪

僕には一つ下の彼女がいた
笑顔がかわいくて
馬鹿な所が
大好きだった


去年の夏
僕らは海に遊びに行った
その時少し大きな貝殻が目に入った
夏が誕生日の
僕の為に
おそろいのリングをくれた

僕は
お風呂に入る時も
学校の時も
寝る時も
ずっとつけていた


そして一年がたった


一年が過ぎ
彼女の存在が
当たり前になってきた頃
僕は彼女に別れを
告げられた


僕は何度もくいとめた
彼女以外何もいらなかった
僕は怒って
その場を去った

帰り道
さみしくなった僕は
彼女に電話をした

彼女はでない
何度かけてもでない


彼女の母親にかけると
海に行くと言って
帰ってきてないらしい


僕は海に走った


すると彼女が一人
泣いていた



明日から父の転勤で
引っ越すらしい


次の日お見送りに行った
最後は笑顔でと思ったが
泣くのをこらえて
無理矢理笑って
見送った


それからまた一年がたった


僕はあの日二人で行った
海に行った


一人たたずんでいると
少し大きな貝殻が
目に入った


貝殻を取って
裏を見ると
リングとメッセージがあった
一生一緒だよ
その瞬間二年前の思い出が蘇った

僕は気付くと
彼女の元に走っていた


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