400万人が待ってるよ♪

5才くらいの時。父と母が離婚した。小さい私は母に引き取られたが、離婚の意味がわからず父がいない事に疑問を抱いていた。女手一つでしかも雪国の田舎町で私を育てる母。ストレスはかなりのものだったに違いない。次第にそのストレスは私への虐待として向けられた。でも私は母が好きだった。ある日。久しぶりに父が来た。3人で川の字になる喜び。朝になって父に起こされた。よそ行きの服を着せられて、父も支度を始める。そして出発。玄関を出る時に母が起きてきた。「駅迄見送るって言ったのに」あの時の母の泣き顔は忘れない。それから5年後に母は再婚し、私をまた引き取ってくれたけど、今でもあの時の母の姿は忘れられない。


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