第一章 ープロローグー
人間は最後には誰でも死んでしまう。 それはしょうがないこと。 けど私の場合は違う。 最愛の人が死んで天国へ行ってしまった。 なぜ神様は彼を選んだの? 何でよりによって私の大切な人なの? 私は今でも神様を恨んでいる。
彼からはいろんなこと教えてもらった。 好きという気持ち。 素直な気持ち。 苦しい気持ち。 楽しい気持ち。 みんな私の思い出。
彼はもういないけど、私は大丈夫。 もう、前に進んでる。 ただ、運が悪かっただけ。 いつまでもうじうじしてても駄目だから。
私、頑張るから…。 見守っててね。
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