400万人が待ってるよ♪

高校に入学して彼女と出会った。優しい笑顔で笑うたびに胸がキュンと狭なるねん。こりゃもぅ単純に一目惚れやった。せやけど、授業の様子見ればすぐに彼女が真面目ちゃんやってわかった。俺はバスケのすぽーつ推薦で入れた訳やし彼女とは頭のできがちゃぅから。たぶん相手にされなぃやろって正直諦めててん…そんなときや…!!神様の悪戯か…なんと彼女がバスケ部のマネージャーに!おまけにその理由が同じ学生のバスケ部に好きな奴がいるんやて☆!!まて俺?‥俺やんな!?教室・廊下・部活‥彼女と会うたびに高まる感情をおさえるんが大変で毎日がドキドキやった。ある日の帰りに彼女が「じゅんちゃん(俺)に話しあるねんけど部活終わったらええかなぁ?。。」って…『マジで!?告白かな!?』その日はやたら部活が長く感じた。部活が終わり。先輩達を見送った後教室へ向かった。教室に入る前に一息入れて気持ちを整え…ゆっくり教室のドアを開く。彼女は自分の席に座ってて立ち上がって俺の方に近ぃて来て「お疲れ様♪」と一言。一発KO!本題に入るまで頭の中真っ白で何話したかもろくに覚えとらん。彼女は一息おいて「…でねぇ、じゅんちゃん…あのなぁ…」


『時間が一瞬止まった』


「…え?」『思わず声が出てしもた…だって…だってさぁ。』…

「え?って?聞こえん聞こえんかった?うち勇磨君が好きやねん。」俺。あまりに浮かれすぎでこんなお決まりのオチがあるってコトを築かなかったんやろね…(笑)。バスケ部同じ学年に俺除いて後二人おったわ…そんで俺は少しためて「あ…ぁあ!マジで?よかったやん!あいつ彼女居とらんし今電話で告れや!」って。息が詰まってもぅいっぱいいっぱいで思わず言ってしもたコトを後になって後悔するんや。俺は勇磨に電話して。。そして彼女は想いを電話腰に伝えた。少し離れてても心が張り裂ける音が彼女にも電話の向こうの勇磨にも聞こえそうやった。。彼女は電話を切るとケータイを机の上にそっと置いた。「どぅ…やった?」声が少し裏返った。彼女は小さく頷いて指で○を作った。「そっかぁ!よかったネ」『始めからこの台詞だけしか頭に無かった。。』涙腺んがつんとした。あかん!ここで泣いたらカッコ悪いやん!

そんときやった!?彼女がいきなりマジ泣きしよった!?たぶん嬉しすぎて泣いたんやろな、泣きたいのはこっちやわ(泣)でもな…今まで見たコトない泣き顔を見て俺は言葉を失った。彼女があまりに綺麗に泣くから俺は思わず笑った。すると彼女もつられて笑うから…なんでかそれが凄く嬉しくて…そぅ…嬉しくて…




泣いた。。


泣けたらクリック