400万人が待ってるよ♪

僕の家族は世界一、幸せな家族でとても仲がよく僕と母さんと父さんの3人家族だった。
ある日、僕はいつもどおりの平凡な日を過ごしていた。その日、学校から帰り家のドアを開けるといつもならする「おかえり」と、言う母さんの声が、聞こえなかった。僕は不審に思い家の中に入ると、階段の下で、よこたわっいる母が目に入り込んできた。僕は、それを見てすぐ、自分の携帯電話で、救急車を呼んだ。救急車が家に着き、母さんが病院へと連れられていきすぐに緊急手術が始まった。僕は父さんと一緒に病院の待合室で静かに母さんの手術の結果を待っていた。2〜3時間ほどし、病院の医師が手術室から出てきた。医師は母が亡くなったと僕と、父さんに伝えた。そのとき父さんは僕をにらみつけながら、強い口調で言った。
「なんで、死んだのが母さんなんだ!なんで、お前じゃなく母さんなんだ!!!」
このとき僕は、両親に愛されていなかったことを悟った。父さんが本当に愛していたのは僕ではなく母さんだったということを。多分、母さんも父さんと同じく僕ではなく父さんを愛していたのだということも・・・・・
すべてを悟った僕は、もう生きるのがいやになってしまった。僕は、明日自殺しようと考えた。しかし、できなかった。1人では死にたくなかった。そして僕は、父さんとの無理心中を考えた。そのとき頭の中に母さんの声が飛び込んできた。
「やめて、父さんを殺さないで。」
僕は、その声を聞きカッターナイフ手に持った。
「やっぱり母さんは父さんを愛していたんだね。」
僕はそう言って、カッターナイフで自分の手首を切った。


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