400万人が待ってるよ♪

私は今、病気におかされています。ガンなどとは違う頭の病気…原因ははっきりはわかりません。

彼と出会ったのは1年半前友達に勝手に登録されたサイトで出会いました。そのころ多重債務、大失恋、自分の体の不調でかなり落ち込み、死んで楽になろうと思っていたときのことです。彼から連絡がありました。電話で少し話してみたら年下だけど私よりしっかりしてて、とても楽しい時間でした。
次の日頭痛が激しく、病院に行くことに。色々な検査の結果、医者に『原因はわからないが、貴方の頭の中には消しゴムがあります。片方の脳が徐々に大きくなり、反対の脳の記憶する所を圧迫している状態です。今の段階では、過去の記憶が薄れ、このままどんどん大きくなればいずれは記憶をなくし、最後には脳死することになるかもしれません』と言われました。私は検査結果を誰かのと間違ってるんだと、信じることができませんでした。家に帰り私は今まで経験したこともないくらい泣きました。私は死ぬんだ。このことは親はもちろん誰にも言わないと心に誓いました。
それから数日後、初めて彼に会うことになりました。とっても楽しく、今までの苦しみも忘れるくらい楽しい時間が過ぎていきました。そのあと彼からメール。『おまえが一人で歩いてる背中がとても寂しそうで。笑顔の裏に泣き顔が見えた。俺はお前にそんな思いをさせない。だから付き合ってほしい』大失恋をして自殺未遂までした私を彼は救ってくれた。それから私の過去を全て話しました。でも消しゴムのことは言えませんでした。いずれ彼と過ごした日々のこと、二人の思い出、最後には彼の名前まで忘れてしまう。なんでそーなっってしまうことがわかってるのに、彼と付き合うことにしたのか。その時はすごく後悔しました。彼を泣かせ、苦しめてしまう。でも少しでも彼と一緒にいたい。彼との思い出を忘れたくない、そう思い日記を書くことにしました。彼と付き合って半年がたったころ、日記を読み返してみました。思い出せないことがあり、彼と色々な話をしても分からないことが増えてきました。このままだといけない、そう思い彼に消しゴムの話をしました。彼は驚いていました。そして私のために泣いてくれました。『記憶をなくしても俺はお前から離れない。お前の手を引いていく。何もしてあげられなくてごめんな。お前が苦しんでるのになにもしてやれなくてごめんな』そう言ってくれました。あれから一年近くたちました。私の頭の消しゴムは今も少しずつ大きくなってます。以前より物忘れなどが酷くなり、彼との思いでも少しずつ消しゴムで消されています。
彼はこの話を忘れているように私になにもかわりなく接してくれています。
結婚を前提に付き合っているのに、私は…。消しゴムのことがあり、まだ自分らしい生活ができていません。彼とずっと一緒にいたい。彼のことを忘れたくない

こんな私を好きになってくれてありがとう


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