400万人が待ってるよ♪

わたしは25歳二人のカワイイ子供と大切な旦那様がいる。
わたしは今とても幸せです…

20歳の時付き合って3年の彼がいた。わたしをとても大切にしてくれて優しくて大好きな彼だった。
そんな彼と急に連絡が取れなくなってしまった。
携帯も繋がらない。
前に何となく教えてもらった通りに家に行ってみた…とってもでかい綺麗な家。まさかと思ったけど表札は彼の名前。彼と話しがしたい一心でベルを鳴らした。どちら様?とお母様らしき人が出て○○ですけど亮介くんいらっしゃいますか?とわたしが言った瞬間に声色を変え、迷惑なのでもぅ二度と来ないでちょうだい。と言って切られた。
それからわたしは二度と家にいくことはしなかった。連絡をただ待とうと思い諦めようとした頃わたしの妊娠が発覚した。わたしには家族がいない。というかお金にだらしなぃ何年も会っていない母しかいない。
産むことしか考えられなかったわたしは翌年元気な男の子を産んだ。

それから二人の生活が始まりわたしは息子を保育園に預けながら仕事をして親子二人で細々と暮らしていた。今から一年半クライ前に思いもしない出来事が起きた。いつものように息子を保育園に迎えに行くと保育士さんが一言…お祖母様がお迎えに来てくれて連れていきましたよ。
母が!?意味がわからなくそのまま母のスナックに向かった。
ドアをあけると母が一人カウンターに座りみたこともないクライの札束を数えていた。そんなことよりも娘。母に尋ねてもあやふやな答。我慢の限界に達したわたしは母を問い詰めた…
母の話しによるとあの彼の母に頼まれたという。情けないことにうちの母は大金に目が眩んでしまったと。
状況を把握できないままその足で彼の家に向かった…夜の10時を超えて家についた。電気は付いているのにベルを鳴らしても何の応答もない。1時間はベルを鳴らし続けただろうか
わたしは立っていることもできず門の前に泣きながら座り込んでしまった。
すると一台の車が前に止まりそして男性の声でわたしの名前を呼ばれてはっと目をむけた。彼だった。どうしてここに!?とかなり驚いた様子でわたしの肩に手をやった。その手を払ってわたしは返して、息子を返してと何度も繰り返した。彼も状況が把握できていない様子だった。わたしに背広をかけて車に乗せて彼は家に向かった。待ってる間は何の記憶もなく子供の泣き声で目が覚めた。
…息子をあやしている彼。
息子が戻って来たことで冷静さを取り戻し彼に問いかけた。
彼はわたしから離れた理由から話始めた。
彼の父の会社がうまくいってなくて取引先の社長の娘との婚約そして結婚が条件で会社の立て直しを持ち掛けられ彼は半ば強引に婚約させられそして今社長の娘と結婚したと。そして奥さんは子供ができない身体ででも跡継ぎが必要。養子という話だったのだかどっからか彼とわたしの子供がいることを知った彼の母は息子を連れて帰ったと。彼には何の相談もなく。彼は涙ながらに語った。
何の連絡もなしに消えて本当にすまなかったと何度も何度も謝った。そして子供を見て自分にそっくりだと何度も抱きしめて。
そして…こいつの親父は自分だ。一度もわたしを忘れたことなかったと。三人で一緒に暮らそうと…翌日彼は家に行き自分の気持ち全てを話し奥さんと別れ家族を捨てわたしたちのところに戻ってきた。わたしは嬉しくて泣いた。
彼はそんなわたしを抱きしめてくれた。すごぃ懐かしい、優しい彼の腕で泣き続けた。
この人を愛してこの子を産んで
本当によかったと今心から思う。


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