今から2年前わたしは中2だった。小5ぐらいから、お笑い芸人になる事を夢見ていたわたし。
みんなを楽しませる事がスキで、中学生になっても、みんなの前でヘンな事をしては、笑かしていた。
けれど、中学生になった時、ワタシとは全く正反対のヤツがいた。
そいつらにワタシはイジメの標的になっていた。 「目立ち過ぎ」 「邪魔」 「うるさい」 「ウザイ」 「キモい」 など言われた。耳に聞こえてくる一瞬一瞬が、苦痛だったけど、笑ってくれる人がいたから、傷が癒えた。
けれど、しだいに、あんなに仲良くて、笑ってくれていた人たちまで、敵になって行った。 みんなわたしを避けて行く…
気付けば、全校に嫌われていた…(田舎だからすくない)
もう自分には居場所がなくなった。 いつの間にか家で引きこもりになっていた。
家族に理解されていなかったから、尚更つらかった。
もう死んでしまいたかった。
いつの間にかカミソリを持っていて、リスカをしてしまった。
その時、携帯にメール着信が来た。 それは、部活の先生だった。 「聖夜お久しぶり☆元気か?」
「先生…リスカしちゃいました…もうどうしたらいいかわからんくて」
そしたらすぐに先生から電話がかかってきた。 「あんた何やってんの?!体傷つけたらダメでしょうが!あんた死んだらお笑い芸人なれんでしょ?!先生聖夜がお笑い芸人になる姿楽しみにしてるんやで!先生はいつでも味方やで」
ホンマにうれしかった。 ずっと一人ぼっちやって思ってた。 先生の一言で大粒の涙がこぼれた。
いろいろあり、翌年、学校転校した。 あれから先生は学校を寿退社し、子供が出来た。
元気にしてるのかなぁ。
ちなみにわたしは、無事高校生になる事ができ、また変わらずみんなを楽しませています。
|