400万人が待ってるよ♪

今から2年前わたしは中2だった。小5ぐらいから、お笑い芸人になる事を夢見ていたわたし。

みんなを楽しませる事がスキで、中学生になっても、みんなの前でヘンな事をしては、笑かしていた。

けれど、中学生になった時、ワタシとは全く正反対のヤツがいた。

そいつらにワタシはイジメの標的になっていた。
「目立ち過ぎ」
「邪魔」
「うるさい」
「ウザイ」
「キモい」
など言われた。耳に聞こえてくる一瞬一瞬が、苦痛だったけど、笑ってくれる人がいたから、傷が癒えた。

けれど、しだいに、あんなに仲良くて、笑ってくれていた人たちまで、敵になって行った。
みんなわたしを避けて行く…

気付けば、全校に嫌われていた…(田舎だからすくない)

もう自分には居場所がなくなった。
いつの間にか家で引きこもりになっていた。

家族に理解されていなかったから、尚更つらかった。

もう死んでしまいたかった。

いつの間にかカミソリを持っていて、リスカをしてしまった。

その時、携帯にメール着信が来た。
それは、部活の先生だった。
「聖夜お久しぶり☆元気か?」

「先生…リスカしちゃいました…もうどうしたらいいかわからんくて」

そしたらすぐに先生から電話がかかってきた。
「あんた何やってんの?!体傷つけたらダメでしょうが!あんた死んだらお笑い芸人なれんでしょ?!先生聖夜がお笑い芸人になる姿楽しみにしてるんやで!先生はいつでも味方やで」

ホンマにうれしかった。
ずっと一人ぼっちやって思ってた。
先生の一言で大粒の涙がこぼれた。

いろいろあり、翌年、学校転校した。
あれから先生は学校を寿退社し、子供が出来た。

元気にしてるのかなぁ。

ちなみにわたしは、無事高校生になる事ができ、また変わらずみんなを楽しませています。


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