パチンコ屋さんで18歳から19歳になる春バイトをしていました。 そこでお客さんに一目ぼれしました。 1ヶ月見ているだけでしたが、言わずにはおれず、人生初めての告白してしまいました。 突然の告白に戸惑いながらも、彼は「付き合ってみないと分からないものだから」と、お付き合いは始まりました。 天にも昇るくらいうれしくて、どうしようもありませんでした。 当時、私は一人暮らしをしていて、彼は簸川で会社の寮に住んでいました。 でも、ずっと一緒に居たかったから、簸川の現場が終了したら広島に帰ることが分かっていたから、離れたくなかったから、簸川の会社の寮で同棲を始めました。 それからは、本当に好きだったから、雲の上を歩いてるかのように幸せで、うれしくて。 月日は経ち、彼が広島に帰ることになりました。数ヶ月は遠距離恋愛(といっても毎週末、広島から会いに来てくれました)だったのですが、 やっぱり同じとこがいいと思い、私も広島に引っ越しました。寮に入りました。 広島に来てから、私の生活は変わりました。仕事に明け暮れてしまい、彼との大切な時間をおろそかにするようになりました。 その頃から、大切なものが見えなくなってきてたのだと思います。 彼をたくさん傷つけました。 傷つけても彼は優しくしてくれました。 なのに、未熟者だった私は別離を選んでしまいました。 失くして初めて、大切だった事に気づいたのですが、もう遅く。彼には素敵な彼女が出来ていました。 私は、彼のことが忘れられず(自分が振っておいて)その後6年くらいひきづっていました。涙が一回出ると止まらず。彼との生活を思い出しては泣いて暮らしていました。 10年経った今でも、思い出しては泣いています。あれほど人を好きになることは今までも、これからもないと思います。 彼がいてくれたら、私は名誉も地位も財産も何もいらない(元からないけど)と当時思っていました。 濱本さん。子供だった私と付き合ってくれて、本当にありがとうございました。おかげで少し大人になれました。もう二度と会えないけれど、この文章を見て欲しい。 心の中ではずっとあなたがいます。この先も一生あなたがいます。それを誇りに思っています。
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