400万人が待ってるよ♪

「私さ、医者になりたいんだよね。」突然、親友のえりが言い出した。
私たちの高校は進学校だし、その中でもえりは常に上の方だった
だから私は、「そっか。えりなら大丈夫だよ」と彼女に言った。彼女は部活を引退してからずっと勉強をしていた。やつれていっているのは明確だったけれど、私は差し入れを
わたすぐらぃでそっと見守ることにしていた。

そんな中彼女は無事医学部に受かることができた。
合格した瞬間、私に電話をしてきて彼女はこう言った
「これでお母さんの病気を治すことができる。」と

私は泣きながらよかったね、よかったねと言い続けた。

その後彼女と連絡をとらない日々が続いた

すると突然高校のときの
クラスメイトからの電話。

えりが亡くなったらしぃ、と。

病院にかけつけるとすでにかえらぬ人となっていた。
受験勉強をしていた時にかなり無理をしていたことと、後は精神的に病んでいたことが原因で逝ってしまったらしい。
まだ病気が治っていない母親をのこして


お母さん、病状はよくなっているのに
前よりずっと辛そうだよ、えり


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