400万人が待ってるよ♪

僕の大好きなばぁちゃん。

いつも笑っていてくれたばぁちゃん。


僕が小さい頃
大怪我した時に足が悪いくせに病院まで走って行ってくれたばぁちゃん。


僕が高校に入学できた時は泣いて喜んでくれたばぁちゃん。


僕がイライラしていて、八つ当たりした時に『親じゃないのに』って言った時もばぁちゃんは笑っていたよね。
本当は陰で泣いてるの知ってたよ。


ごめんね…。




ばぁちゃんさ、
去年死んだんだょ。


ガンだってさ。


ばぁちゃんが倒れるまで気がつかなかったょ


いっつも笑ってた。
本当は自分がいちばん苦しくて辛かったのにね。


最期に息をひきとる時も笑って逝ったょ。





葬式終わってばぁちゃんの部屋から手紙出てきたんだ。

僕宛だった。


『ごめんね。
あなたの笑顔がもう少し見ていたかったな。


あなたが両親を亡くしてから、ばぁちゃん家に来た時はあまり笑わなかったね。

その時にね、死ぬまでこの子のそばにいて笑顔でいようって決めたの。


いつかあなたは『いつも僕の世話ばかりしてるよね。幸せなの?』って聞いた事がありますよね。


ばぁちゃんはあなたの笑顔を見るのが幸せでした。


あなたはとても笑顔の似合う子です。


あなたが笑っていてくれれば、それだけで幸せです。

どうか笑って生きてください。


ばぁちゃんより。』



涙が止まらなかった。


何もしてやることができなかった自分が悔しかった。

ばぁちゃん…
今だけは泣いてもいいですよね。




ばぁちゃんが亡くなってから一年が過ぎました。

今は就職もして何とか生活しています。

苦しい事とか辛い事はあるけど

やっぱり、笑って生きようと思います。


それがばぁちゃんに出来る親孝行だと思います。


ばぁちゃん。
あなたは僕にとって最高の母親でした。


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