400万人が待ってるよ♪

俺には付き合って一ヵ月の彼女がいた。まだ付き合って一ヵ月といったら、ラブラブの絶頂期。でも、そんな一ヵ月記念の日に悲劇がおきた…
その日は彼女と一ヵ月記念ということで、ちょっと奮発して、おいしいものを食べさせようと一人はりきっていた。それで、待ち合わせの時間より早く着いた俺は、今日のデートプランを考えてたんだ。っで、待ち合わせ時間30分すぎても、彼女が来なかった。おかしいなぁと思い、彼女の携帯に電話しても、出ないんだ。変だなぁと思いながらも、ひたすら電話したが出ない…、っとそのとき、俺の携帯に彼女の親から電話がきたんだ。
俺「もしもし。」
彼女の親「今どこにいるの?(彼女)が事故ったのよ。今から○○病院来て」
俺は慌てて病院にむかった。しかし、病院に着いた俺は悲劇を目の当たりにした。彼女は事故で、即死だったらしい…俺はその場に泣き崩れた。ひたすら泣き続けたんだ。それから何時間たっただろうか…俺は変わり果てた彼女に会いに行った。まるで眠っているかのような顔、俺と手をつないだ手、今は冷たくびくともしない…俺はもう息のない彼女にむかってこう言った。「一ヵ月記念おめでとう。次は二ヵ月記念だな。」もぅ彼女とは会うこともできないのに、こう言ったんだ。
それから、しばらくして彼女の両親と話をした。
彼女は俺とデートするために、いつもより早く家を出たらしい。なんだか嬉しそうに「今日彼氏と付き合って一ヵ月記念なんだぁ。今日彼氏の家に泊まるからね。」と。そして、その待ち合わせ場所に向かう時に、事故にあったようだ…。そして、彼女の親は一つの指輪を出した。「この指輪、あなたにプレゼントするために買ったのよ。ペアリングだって!あの子が事故にあったときに持ってたの。肌身放さずに。」俺はその指輪を左手の薬指に付けた。そして、もぅ一つは彼女の薬指に…「ありがとぅな、大事にするよ。この指輪いつかは婚約指輪で返したかったな。」そして、俺は泣きながら病院をあとにした。
家に帰る途中に、彼女とよく夜景を見に行った○○山に行った、そぅ、彼女と初めてデートした場所だ。今日も相変わらず綺麗な夜景だった。ただ、きみが隣にいないだけ……、そして、家に帰っても涙は止まらなかった。付き合って一ヵ月でこんなことって…俺があのとき彼女に家に迎えに行くから。って言っていれば…後悔でいっぱいだった。そして、眠れない夜をすごした。翌朝彼女の両親に呼ばれ、彼女の家に行った。そして、彼女が毎日つけていた日記を見せてもらった。俺と付き合った日から、事故にあうまでの日記書かれていた。俺との毎日のことが書かれていた。遊園地行ったこと。ドライブしたこと。そして、次の日記を見たとき、また涙が出てきた…「今日彼氏の家に泊まった。初めて結ばれた夜。すごい幸せだったよ!付き合ってまだ二週間だけど、なんだか一年とか付き合ってたカンジだよね。これからもずっとよろしくね。そして、いつか結婚しよ。」
「もぅ結婚できないじゃん……」涙があふれ出てきた。そんな彼女が亡くなってから、今日はちょうど一年。今もまだ左手の薬指に指輪してます。形は彼女いないけど、俺の気持ちはずっと彼女と一緒です。もちろん二年たっても、ずっと。今でも、愛してるよ。


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