400万人が待ってるよ♪

俺はモノの心ついた頃からボールにグラブ・・・
小学生の頃は草野球に明け暮れる。そんな少年だった。
中・高は地元の高校で一年からレギラーをはり
かなりの、有望選手だった。
が、甲子園は遠く、いつも時点に泣く。
そんな中、俺は高3になり最後の夏を迎える。
俺はエースで四番と言う重責もあり・・・日々の練習にも、熱が入る。
チームも周囲の期待を背に盛り上がっていく。
俺達は順調に勝ち進み、甲子園へ後、二つ
俺は、小さい頃からの夢を前に、準決勝のマウンドへ
試合は0−0のまま回は進む。
俺は試合前から少し肩に違和感があるも口にはせず投げる。
7回に見方が2点を取り後は俺が抑えるだけ。
そんな事を考える余裕はなかったが、気力で投げ込む。
っと次の瞬間、嫌な音と共に肩に痛みが走る。
・・・・・・
・・・・・・
俺は右肩を押さえ、うずくまる。
・・・・・・
・・・・・・
この時、俺の夏は終わった。
この試合には勝つも、決勝で負ける。
俺は悔いがあるが達成感もあった。
・・・・・・が、
あの時、行けなかった甲子園を今も諦められず指揮官をする。
目を閉じれば、今も青空に白球を追う少年。
あの時、マウンドを囲む顔ぶれは、今も昔話に花を咲かせる。
また来年も、この時期に心が熱くなり・・・
俺達は少年に戻る。


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